2030年03月01日

ぬらりひょんの孫

兄妹注意。NL。ちょっと注意*



・竜二とゆら

色濃くお兄ちゃん好きすぎる
愛情最後の時|血の元…
この男はやく*その指を以って*メロドラマちっくラブ
じしょ【辞書】*ただの男と女こんなとき
*ソレふるえる爪先所詮兄の躾、妹の志
赤に濡れる愛か血か、愛が血か嘘吐きの愛納得
育ての男さて一献|反射…

目を閉じて抱いて
老婆は語る旧友の悟り兄と妹妹と兄悠久の時の中で*無限大の可能性と



・企画(記念日もの)

(バレンタイン・2011)
不純が純か
(ホワイトデー・2011)
*かごめ

(エイプリルフール2011)
あなたのための日
posted by 麦 at 00:00| NM

2012年01月09日

竜二×ゆら

・さて一献





お前は泣かせるのが得意なんだな。

いつの間にか勝手に下の名で呼ぶようになったこの妖怪と
酒を酌み交わすのはそれこそいつの間にかの出来事だった。
妖怪なんぞと、といくら言っても聞きやしないこいつは
決まってゆらの寝入った後、酒を片手に突如やってくる。

「聞き耳とはいい度胸だな、妖怪」
「まぁ、そう怒るなよ。起きるぞ」
「こいつは一度寝入ったらそうそう起きやしねぇよ」

ああそうかい、と呆れた風情のこの妖怪は
昼間の顔とは違う、夜にしか表れない顔だ。
呑むかと掲げた酒に嫌な顔をすれば笑いながら腕を下げ
何しに来たのかという問いは一体何度目になるのだろう。
妖気をばらまかないのなら、と一献交わした事が悔やまれる。
あの時はどうかしていたとしか思えない。調子づくこいつも。

「ところで、ゆらは苦しくないのか?あれで」
「あれぐらいが丁度良いんだよ。風邪を引かれても堪らん」
「お前は泣かせる理由が自分じゃないと気が済まないだな」

にたりと口を歪める妖怪の顔を狙えば酒が零れると非難され
お前のお兄ちゃんは性格悪いな、と寝るゆらに笑う酔っ払い。

「邪魔するんだったら帰れ、くそ妖怪」
「妹の悪癖うつってんじゃねぇか竜二」
「一緒に居れば嫌でもうつるもんでな」

もう一度呆れたようにそうかい、と酒を飲みほした妖怪は
腹一杯だと世迷いごとを嘯く。空になった酒瓶を逆さにし
お暇するかね、と腰を上げたところで思いついたような顔をして
「妹の寝顔ツマミに出さねーんなら、ちゃんと客に肴出せよ」と
したり顔するものだから妖怪ってのは滅せられるんだよとつくづく思う。
二度と来んなと睨めばまた来るよ、の言葉と一緒にゆらによろしく、と
きたもんだから人の妹を勝手に名前で呼んでんじゃねぇと足が宙に舞う。
posted by 麦 at 02:21| NM